こんにちは、大学生ブロガーのなな (@iqg0xPeMdCD0X8p) です( *´艸`)
国公立大学には、授業料免除の制度があることをご存じですか。
授業料免除の制度を詳しく知らない方も多いですが、利用することで、4年間の授業料の支払額が100~200万円安くなります◎
本記事では、授業料免除の申請方法についてまとめて
・結果はいつごろ分かるの?
というあなたの疑問を解決します。
本記事でわかること⇩
授業料免除の
・申請の時期
・申請の流れ
・提出書類
はじめに
授業料免除の対象者、免除額、大学無償化との違いについては、【大学生は知っておくべき】国公立大学の授業料免除について【対象者、免除額、大学無償化との違い】でまとめています。
まだ読んでいない人は、自分が制度の対象になるか確認してから、本記事を読むことをおすすめします。
また、状況によっては、大学無償化の申請をした方がいい場合もあります。
どちらを選ぶべきか、ざっくりとした目安についても、記事を読むことで理解できます◎
申請方法は大学によって異なります。
本記事と同じ申請方法とは限らないので、申請前には、必ず自分で募集要項を確認して下さい。
授業料免除の申請時期
申請の時期は、年に2回(4月と10月)です。
1回の申請で、半年分の授業料が免除されます⇩
・4月の申請→4~9月分の授業料が免除に
・10月の申請→10~3月分の授業料が免除に
授業料免除の申請者は、忘れずに年に2回申し込みをするようにしましょう。
年に2回も申し込むのは、めんどくさいと思うかもしれませんが、4月に申請をしていれば、10月は申請の意志を伝えるだけ(書類提出なしでOK)など、簡単な場合が多いです◎
申請の流れ
申請の流れを以下に示します⇩
① エントリー(4月、10月)
② Web入力(5月)
③ 書類提出(6月)
④ 結果通知(8月)
ひとつずつ順番に見ていきます。
手順① エントリー
パソコンやスマホから行います。
大学の学務情報システムにログインして、エントリーボタンを押すだけでOKです。
エントリーボタンは、授業料免除のページにあることが多いですが、大学によって違うので、出願要項を読んで確認しましょう。
エントリーの期間は2週間ほどであることが多く、その期間を過ぎると、どんな理由であっても申請できなくなります。
なので、エントリーできる期間になったら、できるだけすぐに申請してしまうのがおすすめ◎
また、エントリーの前には、授業料免除の出願要項をよく読み、申請基準を満たしていることを確認しておきましょう。
手順② Web入力
Web入力も、パソコン等から行います◎
学務情報システムにログインして、以下のことを入力します⇩
・住所
・電話番号
・家族構成
・出願理由
・親の前年の収入
・奨学金の有無など
住所や電話番号、家族構成など、すぐに入力できるものがほとんどです。
少しめんどくさいのは、出願理由と前年の収入。
出願理由は、大体200文字程度で入力することが多いです。
200文字は結構短いので、できるだけ具体的に書きましょう。
また、Web入力で書いた前年の収入は、後で大学側が所得証明書や源泉徴収票と照らし合わせます。
間違いがないか、よく確認して入力してください。
Web入力の期間は20日間ほど設けられていて、期間内の好きな日時に入力できます◎
手順③ 書類提出
さいごに書類提出があります。
エントリーやWeb入力とは違って、オンラインではないので、大学に書類を持っていき、提出する必要があります。
また、書類提出の期間は2,3日程度であることが多く、とても短いので注意しましょう。
必要な提出書類については、以下で説明します。
提出書類
提出書類は、それぞれの状況によって変わります。
一例を示します⇩
〇全員が提出する書類
・所得証明書
〇対象者が提出する書類
・在学証明書(学生の兄弟がいる場合)
・源泉徴収票(勤務している家族がいる場合)
・年金証書の写(年金を受け取っている家族がいる場合)
・県民税申告書の写し(自営業や不動産、配当金などの所得がある場合)など
必要な書類は、それぞれの状況によって違うので、出願要項をよく確認して、提出し忘れないように気を付けましょう。
おわりに
本記事では、授業料免除の申請時期、申請方法、提出書類についてまとめました。
やみくもにバイトしたり奨学金を借りたりするのではなく、利用できる制度は積極的に使うことをお勧めします。
ただし、授業料免除の申請をしても、申請が通らず、授業料を払わなければいけなくなることもあります。
授業料が免除されなかった場合に備えて、申請しても油断せずに、授業料は払えるように確保しておきましょう。
また、必ず授業料が免除されるわけではないので、はじめから授業料免除を当てにして大学に入学するのもお勧めはしません。
大学4年間、あなたが最大限に学び、楽しみ、成長できることを願っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
アイキャッチ画像の写真 : Photo by Chris Lawton on Unsplash