こんにちは、なな (@iqg0xPeMdCD0X8p) です( *´艸`)
今日は歯列矯正4年目の私が、
と悩んでいるあなたの疑問を解決します。
本記事でわかること⇩
・子供に矯正を受けさせるべきか
・いつ矯正するのがいいか
・子供の歯列矯正の種類
・矯正中に協力すべきこと
子供に歯列矯正を受けさせるべきか
歯列矯正はオススメですが、治療は思っているよりずっと大変です。
あまり急がずに子供の決意が固まるまで待つべきだと思います。
いつ矯正するのがいいのか
繰り返しになりますが子供の決意が固まったタイミングがベストです。
矯正中は、食べ物が詰まりやすく不快だったり、痛みを感じたりします。
また、2~3年と長い期間ずっと継続して治療を受ける必要があります。
矯正治療は想像以上に大変なので、健康に害があるくらい歯並びが悪い場合を除き、矯正したいと子供が思うまで待つべきです。
そうでないと途中で治療をやめてしまったり、治療に協力的でなく治療期間が延びることにも繋がります。
そうはいっても、子供が自分から「矯正したい」と思うことはまれだと思うので、歯列矯正という治療があること、矯正のメリット/デメリットを正しく子供に伝えるべきです。
その上で、子供が「歯並びを直したい」と言うようになったら矯正を始めましょう。
子供の歯列矯正の種類
子供の歯列矯正はこの2つに分けられます⇩
・1期治療
・2期治療
ひとつずつ順番に見ていきます。
1期治療
1期治療とはこのようなものです⇩
・乳歯と永久歯がどちらも生えている時期に行う治療
・主に7~9歳くらいで行う
・治療期間は1~2年程度
・取り外し可能な器具を使うことが多い
1期治療のメリット/デメリットをみていきます。
✔ メリット
・上下のバランスを整えられる
・受け口を治せる
・2期治療が簡単になる
✔ デメリット
・歯列を広げることはできても、あごそのものは広がらない
・非抜歯で治療できるのかしっかりと確認すべき
1期治療を絶対に受けるべきなのは、受け口など成長に影響が出る場合や歯並びが悪く歯を傷つけてしまう場合です。
それ以外の場合は受けても受けなくてもどちらでも良いと思います。
1期治療を受けても多くの場合2期治療も必要になり、1期治療のみで終わるのは数%です。
7~9歳では矯正のメリットなどは十分に理解できていないと思うので、1期治療する場合、嫌がって途中で治療をやめることになっても仕方がないという心持ちで始めましょう。
また、1期治療では歯列を広げることが多いですが、無理に歯列を広げることで上下の歯がきちんとかみ合わなくなったり、顔立ちのバランスが崩れるなどの例も多く報告されています。
この事実に対し矯正歯科医会は警鐘を鳴らし、注意を促しています。
非抜歯で治療できる歯並びなのか、治療の前にしっかりと精密検査を行い判断してくれる歯科医院を選ぶようにしましょう。
2期治療
2期治療とはこのようなものです⇩
・永久歯が生えそろってから行う
・大体11,12歳以上
・大人の矯正と同様にワイヤー矯正などを用いる
2期治療は永久歯が生えそろう11,12歳以上の子供が行うもので、大人の矯正と同様にワイヤー矯正などを用いて治療します。
2期治療のメリット/デメリットは基本的には大人が受ける歯列矯正と同じですね。
矯正中に協力すべきこと
歯列矯正中は大人のサポートが不可欠です。
歯医者への送り迎えはもちろん、痛みや不快感にも理解を示して食事を工夫したり話をよく聞いてあげたりしましょう。
また、ヘッドギアやゴムかけ、拡大装置など、自分で取り外し可能な装置を使って治療を行うこともあります。
1日の装着時間を守らないと、効果が十分に出ずに治療期間が長くなることにも繋がります。
必ず気を配り、歯医者さんの指示を守れているのか確認しましょう。
また、取り外せない矯正器具を使って矯正をすると、歯磨きが難しく虫歯のリスクも高まります。
歯磨きの仕方なども確認するようにした方がいいでしょう。
子供が歯列矯正したいと言ったら
しっかりと話を聞き、できる限り全面的にサポートしましょう。
矯正中は大変ですが、多くのメリットが得られます⇩
かみ合わせが良くなる
笑顔が素敵になる
年をとっても自分の歯で食事ができる可能性が高まる
健康寿命が長くなる
矯正には掛かる費用以上の価値があります。
矯正したいと子供が決意したときに治療できるように、できれば矯正用の費用を用意しておきましょう。
また、矯正を受けさせてあげられない時もしっかりと事情を話し、3か月に1度くらいは歯医者さんで歯のクリーニングを受けさせてあげるようにしてください。
クリーニングであれば1回あたり1000~3000円程度と比較的安価で、虫歯のリスクを下げ歯の健康を守ることにも繋がります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
アイキャッチ画像の写真 : Photo by Gabby Orcutt on Unsplash